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2016年10月

谷川岳リアル一ノ倉


【日程】2016年10月22日(土)
【場所】谷川岳・リアル一ノ倉(一ノ倉沢本谷下部~四ルンゼ)~天神尾根
【メンバー】大西、鳥羽瀬、谷垣、大竹
谷川岳は昨冬極端な寡雪で一ノ倉沢は早くからアプローチの雪渓が使えなくなったようだ。しかしその分秋には大滝が出るだろうなと期待していたところ、大西君より登りに行こうとの連絡が入る。鳥羽瀬、谷垣両君も行けるとのことで久しぶりににぎやかな山行となった。

一ノ倉出合に着いたときはまだ暗く、少し明るくなるのを待って遡行開始。9月から10月初めまで雨が続いたので水量が心配であったが、ヒョングリの滝も含め要所にはフィックスロープがあり沢通しにアプローチシューズで濡れずに幻の大滝下まで行けた。

出合で行方不明(?)となった谷垣君は既に滝上で声をかけてくる。オイオイ(-_-)
先行パーティが登る間に我々もクライミングシューズに履き替え登攀準備。鳥羽瀬君リードで定石通り左壁のクラック沿いに登る。大滝の直登は左側が濡れていてヌメりそう。滝上でロープを外し乾いて快適なスラブを本谷バンドまで登る。

本谷バンドF滝からは大西・鳥羽瀬、大竹・谷垣でペアを組みツルベで四ルンゼを登る。F1からF5は少し濡れている部分もあるが錆びているが適度に残置ピンがある。F5を過ぎると上部が開け、草付き混じりを詰め一ノ倉尾根まで登る。ここでアプローチシューズに履き替え、熊笹で覆われた踏み跡をたどって国境稜線の登山道に出た。

一ノ倉のルートを登り国境稜線に抜けたのは何十年ぶりだろう。肩の小屋からは秋の日が短いので天神尾根を下りロープウェイで下山した。

テールリッジ末端より衝立岩 幻の大滝 ノゾキより本谷
テールリッジ末端よりの衝立岩   幻の大滝(左の2名は先行P)    ノゾキより見下ろす本谷

10月22日(晴) 指導センター(4:35)-一ノ倉出合(5:10)-テールリッジ末端(6:10)-幻の大滝(6:55)-本谷バンド(8:40)-国境稜線登山道(13:30)-肩の小屋(15:00)-天神平ロープウェイ駅(16:20)

参考情報、サイト等
今年2016年3月31日時点の天神平スキー場の積雪量は120cm。私が記録をつけ始めた2011年から2015年までは、375cm、385cm、300cm、380cm、380cmで、昨冬の積雪量がいかに少なかったかが分かる(本ブログ上端の「谷川岳積雪情報」)。前回幻の大滝が現れた2010年の積雪量の記録はないが夏が猛暑であったようだ。融雪には降雨量や夏の気温も大きな要因となる。次に大滝が出現するのは何年後だろうか。

Go for it!: 我々より1週間前の記録。本谷下部のみだが写真が豊富
KU Outdoor Life: 前回2010年に幻の大滝が現れた時の記録。大滝を直登している
廣川健太郎著「チャレンジ!アルパインクライミング」に一ノ倉沢本谷下部~4ルンゼの遡行図があります

追記:
帰りの車の中、テレビのニュースで知った家内からのメールで田部井さんの逝去を知る。
癌のことはうっすらとは聞いていたが、こんなに早く亡くなるとはショックであった。田部井さんは世界初のエベレスト女性登頂者というより、一緒に山に登った仲間と言う思いの方が強く、身近な人がまた一人...と言う寂しさでいっぱいである。
ご冥福をお祈りする。

(記:大竹)

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