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小川山 親指・弟・兄


【日程】2009年7月19日(日)
【場所】小川山・西股沢対岸
【メンバー】嶌田、長野、山下
7月19日(日)小川山に行って来ました。参加者は嶌田、長野、山下の3名。
18日(土)夕方、横浜駅東口出発。
須玉で下りて、途中のファミレス、バーミヤンで夕食&山談議。少々話が長くなってしまい、
廻り目平に23時30分頃。 マイナスイオンが気持ち良いですね~。
テントを張り、久しぶりのテント生活に嬉しさがこみあげてくる。
途中で買ったお酒とおつまみで、キャンプファイヤ~。@ガスコンロ。明日は岩場でファイヤ~。(笑)
寝たのは1時30分頃。 長野さんはもっと起きていた様子。
遅くまで話していたので周りに迷惑だったかな~。
私は4時30分起床。既に長野さんは起きており、シュラフを収納している。
早いけど私も起きて一緒に朝食をとる。
トイレに行って帰ってきたら、嶌田さんも起きて朝食。
「マルチもイイけど、やっぱりクレイジージャムはやってみたいね~」
今から早いとこ親指岩に行って登ってしまおう。ということで、朝食中の嶌田さんに断り、
長野さんと二人で早速岩場へ。約5時 20分出発。
【小川山レイバック1ピッチ目 5.9+】
1本目は【小川山レイバック5.9+】。6:00、準備していると後から次々に人が並びだし、行列ができる。早く来て良かった。「あと10分遅れていたら待ちだったよ~。」
「あれっ、長野さんではないですか?」有名所は違いますね~。
1ピッチ目リードオンサイト。右レイバック途中のスタンスでレストできる。あのスタンスが無ければ
★が1個追加とか。ジョジョに幅が広くなっていく。2番は2個使用。
1ピッチ目を登り終えた時、6時30分の目覚ましアラームが鳴っていた。
【小川山レイバック2ピッチ目5.9】
2ピッチ目もリード。だが、途中で支点があり、一旦ピッチをきる。そこからは長野さんがリード。
こんな所でジムみたいなトラバース。頂上でしばし佇み、長話し。○○○の曲が頭から離れないとか!
7:00。ジャムにトップロープをはり、嶌田さんも合流。
荷物を取りに回ったり、雑談した後、いよいよクレイジージャム。
【クレイジージャム 10d】
私が1人目、なんとか一撃で行けてしまう。過去に他人の登りやユージ氏のDVを観ていたので
オンサイトとは言えないですね。8:18。
スタートはハング気味で、両手をジャミングでキメながらレイバック。手を上げて、垂直になった所は
少し狭く、フィンガーで直ぐ消耗するので、急いで足を上げ、フレアしはじめるところにデッド気味で
キメにいく。なるべく上の方が良く決まる。
右フレアしたところにくるとハンドになり良くキマる、足をジャミング。フレアしたところに足が来ると
右フレアードチムニーで、奥に入り込み、ハンドジャムにTスタック。
頭がつかえてくると外に出なくてはならず、傾斜がきつくなる。
右足を右壁へ、スメアリングで、左壁の淵をだましだましずり上がり、ガバをとれば一安心。
マントリングでガバに上がれば、大レストできる。そこからはクラック沿いに右上。
レストしながら右上していくと、アンダーフレークがありホールドが無くなる。
クラックは横に上下2本に別れ、上が出っ張り、下にフレアしていて使えない。
下のクラックに足を入れ、上のクラック沿いアンダーフレークを掴んで、
右膝辺りにある小さなボッチに右足を上げ、体を上げる。(バランス悪く力がいる。)
クラックの出前持ちやらでボッチに左足を置き替え、右足は右外のカチに。大股になり、
手をかかる所に移動して、手を伸ばして、右上のエッジを掴めば後は楽。
二人目、嶌田さんも2~3テンで完登。朝一から(アップで)ジャムとはクレイジーな!(笑)
上級のリハビリコースの始まりであった。ヒール&ニーはNice。8:30。
ラストは長野さん。スピードの練習か?という速さで一撃。20年ぶりだとか。

弟岩へ移動する。
途中、自販機で缶ジュースならぬ自然に優しい紙パックのジュースを買い、
飲み干したのは言う間でもない。(笑)
弟岩は西面、小川山劇場。ALPINEに近い雰囲気の3ピッチである。下部もつなげた方が面白いと、
右のルート【もうじきバカボン10d】を登って劇場を登る。左の方「下積み生活」が
グレードが低くなっているのだが、右の方も簡単に見えた。これは登れる。
【もうじきバカボン10d】
スタート付近が核心かな10:15。オンサイト。
【小川山劇場1ピッチ目5.9】
ハング乗越、アンダーのガバでレスト。ボルトの位置がマニアック。立木でビレイ。10:43。
【小川山劇場2ピッチ目10d】
少々ルートがわかりずらいかな。きれいなコーナーラックが眩しい。ビレイヤーは落石注意!11:20、
あっちか?こっちか?と時間はかかったがオンサイト。結局右のカンテを使った。
フェース限定は難しいでしょう。少なくても10dではない。ココもボルトの位置がマニアック。
壁から這上がるマントリング部は小石が多く落石に注意。ヘルメットを考えても良いルートかもしれない。
ALPINEの練習に良いルート。ガレ場をソーッと上がり、スリング付きの太い立木でビレイ。
【小川山劇場3ピッチ目5.9】
左のチムニー、右のカンテにハンガーが1つある。(ランニングを取るのが寄り道になる。)
凹角チムニーを上がれば傾斜は緩くなる。そこにもハンガーがあった。
肩に上がってからもまだ上があり、ピナクル尖端まで。懸垂点がある。
懸垂した時、北面の綺麗なクラックに長野さんが虜になる。
【ジョイフルジャム5.8】
山下、トップロープでオンサイト。スタートは垂直で足までジャミング。上部は傾斜が緩くなり、
スタンスも豊富。長野さんは私の登りを観て簡単そうだと、スタートの垂直の途中から
(隣の大岩の上から跨いで取付き) フリーソロ。嶌田さんも一撃。
【春の雨上がり5.9】
東面にもイイのがないかなと右端にクラックがあった。【春の雨上がり5.9】リードオンサイト。二人も一撃。
もう一本登れないかなと左側の【詳細不明のルート】があり、リードでトライ。
【詳細不明のルート】
下部は石が積み重なって詰まっていてソーッとクライムダウンして取り付く。中間でホールドが少なく、
右のカンテを周りこみ、側面の左上クラックを使って完登する。正規ルートからは外れている。
トップロープをセットして長野さん正規に完登。「10Cかな。」
嶌田さん「10aだよ。まぁリードの気持ちは分かるけど。」
再トライして私も完登。 腹減った~、と西面荷物場に戻り、昼食。


昼食後、兄岩へ移動。
八王子ルートをと探していると同じ八王子を狙っているパーティが。お先にどうぞと、先に譲る、
【八王子ルート1ピッチ目5.9】
約90°オープンブックの綺麗なクラックだ、
小川山レイバックの逆バージョンかなと思いきやレイバックではなく、ハンド。
いきなり黄色2番を2つとも使ってしまい、赤1番も使い、上の方でどないしよー。と悩んだが、
ちょうど3番がギリギリ入る幅があった。一旦斜めにしながら上から押し下げるような感じで入れて、
奥で水平にセットする。あれは回収に苦労したであろう。
途中スタンスがある。バンドがあり立木でビレイ。15:30
【八王子ルート2ピッチ目5.9】スタートに40㍑ザックサイズの大岩が、たてかかった状態になっている。触るとカタカタ音をたてるほどだ。
チョイ上がった所は、以外とクラックも浅く狭い。
0. 4がセットできるが、浅いし、衝撃荷重には耐えられるかどうか、その下にもう一つカムをセット。
フレンズの0.5赤。もう少し上がればキャメロットの1番、赤が効く。その次は左に縦リスが走っていて
ハーケンが一つある。もしくはもう少し上がるとクラックの幅が大きくなって2番を使える。
そこからガバなのだが、間隔が遠く、ハイステップやらが続き、垂直で腕力を要す。
本日は結構登っているので、バンプしてきたのか、どうも踏ん切りがつかなく、ガバから離れられない。
「そのまま下りてイイよ。休憩した方がイイよ」との声に敗退を期する。「すぐソコは登れるんだけどな~。
登ってすぐレストポイントがあるかどうか?」
リードを長野さんに交代し、私はミッテルで登る。
左のテラスにトラバースする所も結構面白い。良いルートだ。テラスの立木でビレイ。16:15
この時間だと、辺りは人影なく、快適である。 一応もう一段上(肩)までルートがある。
【八王子ルート3ピッチ目5.7】
傾斜の緩いチムニーはランニング無しで。16:52
「金太郎」の終了点にてビレイしたので、嶌田さんは【金太郎5.9】長野さんは【もみじ5.10a】を
登って上がってきた。どちらもクラックで、上部は合流して、かぶり気味のフェースになる。
【金太郎5.9】【もみじ5.10a】【ウォーリーをさがせ5.11a】の上半
私もトップロープで、【もみじ5.10a】を登る。カンテ状にあるクラックでスタートが垂直。
ちょっとかぶり気味だったような。そこを手も足もジャムで。
続けて【金太郎5.9】も登る。合流してからは同じなので、
その右のルート、【ウォーリーをさがせ5.11a】の上半を登る。さすがに11a。
あれよというまに指が消耗してパンプしてしまった。カチでの手に足ムーブ。
我慢できず2テンでやっと終了点まで。
それを見て長野さんは気に入ったようで、黄色い花崗岩・・・と車の中で話題に出していた。
いやー。今日は登ったな~。と裏から回って下りる途中、長野さんが北面、【ガンバレ熊さん5.10b】
のルートを見て「良さそうだね、山ちゃん。これも登る?」「マジっすか?」さっきのでパンパンなんですけど。
まぁ駄目元でトライするのも悪くないと1番目にトライ。
【ガンバレ熊さん5.10b】
案の条、ピン一つ目のクリップ手前のカチで敗退。大急ぎでクライムダウンしてなんとか、ゆっくり着地に成功。(笑)。
しばらく休めないと。二人目。リードを長野さんに交代。左のコーナーを巧みに使い、オンサイト。
登りを見て私もと、トップロープでトライ。なんとか粘り、二回目ノーテン完登。
カチから左上気味に右足のハイステップ。1つ目のピンの後、左のコーナーへトラバースし、
少し上がってまた右のフェースへ戻る。長野さんはコーナー沿いに行ったかな。
私はコーナ―の左側レッジを持ち右壁を蹴ってレイバック。
ラストは嶌田さんもノーテン完登。嶌田さんはコーナーから離れて右のフェースを直上。17:38
10Cかな!と話していて、トポで調べると10bであった。「ガンバレ熊さん」
撤収・帰路
テント場に戻り、テント撤収。車に積んで入場料を精算する頃は19時ギリであった。
(朝4時~19時まで日帰り1日300円。)1泊は二日分と100円増しで700円/人。
夕食は途中のバーミヤンは混んでいて、ガストへ。3人共ステーキ。
長野さん宅周辺に着いた頃は0時過ぎており、電車が無く、自宅まで送迎。
もちろん嶌田宅へも1:00。自分の寮へは2:30頃。
談合坂渋滞から嶌田宅まで、ずっと嶌田さんが運転して下さったので、その間寝る事ができ、
翌日も普通に出勤できた。ありがとうございました。
  なんと一日で、延べ(詳細不明を二回)で合計17ピッチを登る事ができ、良い経験になりました。
  またこれからも良い山行ができればと思います。

記 山下

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