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穂高・奥又白より前穂高北尾根


【日程】2017年5月27日(土)~5月28日(日)
【場所】穂高・奥又白より前穂高北尾根
【メンバー】森、大竹
以前から一度雪の奥又白に行ってみたいと思っていた。ネットで情報を調べると、今年はこの時期でも残雪が多く前穂から岳沢までの雪渓もつながっている。ならば奥又白から入り三・四のコルへ雪渓を詰め、北尾根を登り前穂高へ、下りは雪渓通しに岳沢へ下れそうだ。今回も森君が付き合ってくれると言うので心強い。

岳沢
上高地より見る岳沢、この時期としては雪が多い。これなら三・四のコルへの雪渓も繋がっているだろう。

パノラマコース入口
徳沢の先で新村橋を渡りパノラマコースへ。入口にはトラロープが張られ、「残雪のため通行できません」の表示。中畠新道下の雪渓までは夏道が出ていた。

北尾根
仰ぎ見る北尾根上部。前穂、4峰上部にも雪が乗っている。気温が上がればブロック崩壊に注意が必要だ。

松高ルンゼ
正面が松高ルンゼ。途中雪渓が割れ水が流れている。これではルンゼ登高は無理、正直に右側の中畠新道を登ることにする。

中畠新道入口
中畠新道の登り口には緑色のレリーフが。ここから胸突きの急登が始まる。徳沢で背負いこんだ2人合わせて3リットルの水が重い。

中畠新道上部雪渓
ブッシュ帯を抜けると延々と雪渓が続く。1歩、2歩、3歩...と数えながら登る。

テントサイト
雪渓の傾斜が緩み、もうこれ以上登りたくないと言う所で雪を整地してテントを設営、標高約2400m。左の奥又尾根から右の北尾根まで一面の雪原。感動の雪の奥又白に我々2人のみ。
夜は星空、遥か眼下には横尾の電灯の光が人恋しさを感じさせる。


(マウスオーバーで各部の名称が入った拡大写真を表示)
朝日が今日の天気を約束してくれる。ここからでは三・四のコルへの雪渓は4峰の裏に隠れ見えない。と言うよりそんな雪渓があることが信じられない。
インゼル右側の雪渓を詰め、三・四のコルへの雪渓に入る。思っていたほどの傾斜ではなかったがスリップは致命的だ。2度、3度足を蹴りこみ一歩ずつ慎重に登る。雪渓はコルまで続いていた、と言うかコルは雪の下だった。3峰の1p目に涸沢からの2人パーティが取り付いていた。

3峰1p目
コルから一段上がり登攀準備。60mロープをダブルにしツルベで登る。1p目大竹リード。浮石はあるもののおおむね岩はしっかりしており思い切って登れる。先行パーティに追いつき切る。2p目森君リード。30mでは足りず、ロープいっぱいで大竹登り始める。これで登攀は事実上終了。先行パーティを抜き、ガラ場をもう1p伸ばしてロープを外す。
途中、?の部分もあったが、2峰の懸垂下降箇所も上から見て左寄りのクラックをクライミングダウンして前穂の頂上へ。

奥穂・ジャンダルム
連休に登ったジャンダルムから奥穂へつながる稜線が見える。

ダイレクトルンゼ
頂上で登攀具を外し、ダイレクトルンゼから奥明神沢の雪渓へ。

奥明神沢
シリセードをするには傾斜がきつい。アイゼンが団子になりやすく慎重に下る。岳沢小屋が見えると終わったなとほっとする。

河童橋
途中から雪が消え、夏道を上高地まで。河童橋は観光客であふれていた。

[追記]
奥又白池は奥又尾根上なので寄らなかった。多分、まだ雪の下だと思っていたが、帰宅して「岳沢小屋のブログ」の5月29日の記事に前穂頂上から見た池の写真が出ていた。池と言うより大きな水溜まりみたい。頂上から見えたんだ、残念。

5月27日(晴) 上高地(6:50)-明神(7:35)-徳沢(8:25)-奥又白テントサイト(13:25)
5月28日(晴) テントサイト(6:10)-北尾根3峰取付(9:20)-前穂頂上(11:25~11:45)-岳沢ヒュッテ(12:55)-上高地(14:50)

(記:大竹、写真撮影は森君)

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